3DCADの種類は?
2024/12/14
3DCADは、仮想空間を利用し高度な設計を行うソフトウェアです。
実は3DCADにはいくつかの種類があり、機能性や用途が異なることをご存じでしょうか。
そこで今回は、3DCADの種類や特徴について紹介します。
3DCADの種類
ハイエンドCAD
ハイエンドCADは、3DCADの中でも高機能なタイプです。
複雑な構造でも図面化が可能なため、航空機や船・自動車・家電製品などの製造に使用されています。
高度なデータでも処理が速いので、部品点数が多い分野にも対応可能です。
機能性が高いぶんソフトウェアの容量が大きく、価格も高額な傾向にあり、対応するハードにも高いスペックが求められます。
ミッドレンジCAD
ミッドレンジCADは、価格とスペックのバランスが良いタイプです。
ハイエンドCADほど高機能ではないものの、主要な機能だけ見れば一般的な設計には十分なスペックを備えています。
家電製品・電子通信機器・装置類など、幅広い製造に用いられている種類です。
また、ハイエンド寄りのものからローエンド寄りのものまで、機能差が商品によって異なります。
ローエンドCAD
ローエンドCADは、3DCADの中で最もリーズナブルなタイプです。
機能性は他のCADより劣るため、実際の製造現場で活用するには物足りなさがあるでしょう。
3DCADを試してみたい方や、個人で使用したい方に向いています。
まとめ
3DCADには、ハイエンドCAD・ミッドレンジCAD・ローエンドCADの種類に分けられます。
それぞれ機能性が異なるため、製造する物の構造や難易度に合わせて適切な種類を選ぶことが大切です。
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